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HSKとは
 HSKとは、中国の教育部(日本の文部科学省に相当)が設けた「漢語水平考試」の発音(anyu huiping aoshi)の頭文字の略称で、中国語を母国語としない中国語学習者のための唯一・公認の中国語能力認定標準化国家試験です。中国の国家漢語水平考試委員会は、HSKの全権を担い、中国国内外のHSKを主催しHSK証書(漢語水平証書)を発行します。日本においては中国国家漢語水平考試委員会より委託を受け、社団法人日本青少年育成協会HSK日本実施委員会が、HSK日本事務局を設けて実施団体となり、受験者の募集から試験実施、試験結果の送付などを行います。 
 HSKは、1984年から中国国内でスタートし、1991年に日本、シンガポール、オーストラリアの3ヵ国にて海外でのHSKを開始しました。現在中国国内を含め50ヵ国、120以上の試験会場でHSK試験を実施しています。外国企業の中国進出や中国への留学生の増加を背景にHSK受験者の数も年々増えており、2006年度のHSK受験者数は16万人を越え、2006年、HSKの累計受験者数は、世界120ヵ国の66万人となりました。
 HSKは中国語学習者にとってその語学力を試し公的資格を得るチャンスです。 HSK証書は中国留学へのパスポート、就職・転職、そして国際的な場で活躍する舞台を広げるための中国語能力の基準証明として重要な役割を果たします。HSK日本実施委員会は、文化理解、経済交流、友好発展へとつないでいく為にも、今後の中国語の広がりと受験者の増大に期待を寄せています。

新HSKとCEFの比較
HSKはリニューアルし、ヨーロッパにおいて能力評価時に共通の基準となるCEFと合致するよう設計されております。
  新HSK CEF
日本語名称 漢語水平考試 ヨーロッパ言語共通参照枠組み
ローマ字表記 Hanyu Shuiping Kaoshi
(略称:HSK)
Common European Framework of Reference for Languages:Learning,teaching,assessment
受験対象者 中国語が母語ではない方  
受験項目 1. 筆記試験(6級〜1級)
2. 会話試験(高級、中級、初級)
※1と2両方受けることも可能
 
用途

・中国の大学に正規留学するための中国語能力証明

・中国で働いたり、暮らすための中国語能力判断
欧州評議会によって制定されてCEFとはヨーロッパにおいて、外国語教育のシラバス、カリキュラム、教科書、試験の作成時および学習者の能力評価時に共通の基準となるもの。外国語によるコミュニケーションを行うために、学習者はいかなる知識と言語運用能力を備えていなければならないかを、広範囲にわたって規定したもの。
難易度

【6級】

語彙量:5,000以上
旧HSK高等級に相当

中国語の情報をスムーズに読んだり聞いたりすることができ、会話や文章により、自分の見解を流暢に表現することができる。

【C2】Mastery

聞いたり、読んだりしたほぼ全てのものを容易に理解することができる。

いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構成できる。自然に、流暢かつ正確に自己表現ができ、非常に複雑な状況でも細い意味の違い、区別を表現できる。

【5級】

語彙量:2,500
旧HSK初中等級に相当

中国語の新聞・雑誌を読んだり、中国語のテレビや映画を鑑賞することができ、中国語を用いて比較的整ったスピーチを行うことができる。

【C1】Effective Operational Proficiency

いろいろな種類の高度な内容のかなり長いテクストを理解することができ、含意を把握できる。

言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。

社会的、学問的、職業上の目的に応じた、柔軟な、しかも効果的な言葉遣いができる。

複雑な話題について明確でしっかりとした構成の詳細なテクストを作ることができる。

その際テクストを構成する字句や接続表現、結束表現の用法をマスターしていることがうかがえる。

【4級】

語彙量:1,200
旧HSK基礎級に相当

中国語を用いて広範囲の話題について会話ができ、中国語を母国語とする相手と比較的流暢にコミュニケーションをとることができる。

【B2】Vantage

自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的かつ具体的な話題の複雑なテクストの主要な内容を理解することができる。

お互いに緊張しないで母語話者とやり取りができるくらい流暢かつ自然である。

かなり広汎な範囲の話題について、明確で詳細なテクストを作ることができ、さまざまな選択肢について長所や短所を示しながら自己の視点を説明できる。

【3級】

語彙量:600

生活・学習・仕事などの場面で基本的なコミュニケーションをとることができ、中国旅行の際にも大部分のことに対応できる。

【B1】Threshold

仕事、学校、娯楽で普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば主要点を理解できる。

その言葉が話されている地域を旅行しているときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。

身近で個人的にも関心のある話題について、単純な方法で結びつけられた、脈略のあるテクストを作ることができる。経験、出来事、夢、希望、野心を説明し、意見や計画の理由、説明を短く述べることができる。

【2級】

語彙量:300

中国語を用いた簡単な日常会話を行うことができ、初級中国語優秀レベルに到達している。大学の第二外国語における第一年度履修程度。

【A2】Waystage

ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、住所、仕事など、直接的関係がある領域に関する、よく使われる文や表現が理解できる。

簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄についての情報交換に応ずることができる。

自分の背景や身の回りの状況や、直接的な必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる。

【1級】

語彙量:150

中国語の非常に簡単な単語とフレーズを理解、使用することができる。大学の第二外国語における第一年度前期履修程度。

【A1】Breakthrough

具体的な欲求を満足させるため、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることもできる。

自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいるか、誰と知り合いか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりできる。

もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助け舟を出してくれるなら簡単なやり取りをすることができる。

HSK新旧比較
  新HSK 旧HSK
難易度 【6級】
中国語の情報をスムーズに読んだり聞いたりすることができ、会話や文章により、自分の見解を流暢に表現することができる。
【高等 9・10・11級】
一般的に日常会話を自由にこなせ、中国語で責任ある仕事をするのに必要とされる語学力を有する。
【5級】
中国語の新聞・雑誌を読んだり、中国語のテレビや映画を鑑賞することができ、中国語を用いて比較的整ったスピーチを行うことができる。
【中等 6・7・8級】
中国の文科系大学の学部入学基準に達している。
【初等 3・4・5級】
中国の理工系大学の学部入学基準に達している。
【4級】
中国語を用いて広範囲の話題について会話ができ、中国語を母国語とする相手と比較的流暢にコミュニケーションをとることができる。
【基礎 1・2級】
日常生活や一般交際に必要な基礎中国語能力
【3級】
生活・学習・仕事などの場面で基本的なコミュニケーションをとることができ、中国旅行の際にも大部分のことに対応できる。
 
【2級】
中国語を用いた簡単な日常会話を行うことができ、初級中国語優秀レベルに到達している。大学の第二外国語における第一年度履修程度。
 
【1級】
中国語の非常に簡単な単語とフレーズを理解、使用することができる。大学の第二外国語における第一年度前期履修程度。
 

HSK証書、HSK成績表のサンプル

HSK証書サンプル

HSK成績表サンプル

HSK証書の効用
1. 中国の大学に正規留学を希望し、学歴教育をうける際に、要求される中国語能力の証明となる。
2. 所定の等級の中国語課程の履修を免除する際の証明となる。
3. 求人側が中国語要員として採用する際の中国語能力認定証明として用いられる。
4. 就職する際の中国語能力基準証明として用いられる。
HSK証書と成績の有効期間
「漢語水平証書(HSK証書)」は、長期間有効です。HSK成績表は、外国人留学生が中国の大学に入学するための証明としては、その有効期間は受験日から起算して2年とする。
世界各地でHSK実施
HSK試験は、中国国内の42の主要都市と海外の49カ国100以上の都市で実施しています。
詳しい情報は中国HSK本部のホームページをご利用下さい。
中国HSK本部ホームページのアドレス:http://www.hanban.org


(社)日本青少年育成協会
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-35-1
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